歯の豆知識

2015年6月10日 水曜日

エッ!子どもも歯周病になるの!?

「歯周病」と言うと、中高年以降の方が罹患する病気と思われがちですが、残念なことに最近では子どもの歯周病罹患率が増えてきています。その原因のひとつが咀嚼。え?なぜ噛むことが?と思われるかもしれませんが、最近の子どもたちは、柔らかいものを好んで食べる傾向があるので自然と咀嚼回数が減ってきています。咀嚼回数が減ると実はこんなことが起こるのです!
★ 歯肉が未発達で歯肉の細胞が弱くなり、歯周病菌に対する抵抗力も脆弱になります。
★ 顎の骨の発達が促されないまま、その小さな顎に歯をおさめることになるので、歯並びが悪くなり、歯周病の原因である歯垢も溜まりやすく、歯周病に罹患するリスクが上がります。
★ お口の中の細菌を洗い流してくれる唾液の分泌が減ることで、歯周病に罹りやすくなります。
つまり、咀嚼回数の減少が結果として歯周病の罹患率を上げてしまっているというわけです。戦前はおよそ1400回あった咀嚼回数が、現代の食事では620回と、約1/3にまで激減しているのだとか。たくさん噛むことが歯周病予防に繋がりますので、歯ごたえのある食品を積極的に食べたいですね。

投稿者 もり歯科医院