歯の豆知識

2015年9月 5日 土曜日

神経を抜くと歯の寿命が縮まる?!

歯科医院で「神経を抜きましょう」などと言われることがありますが、そもそも歯の
神経って何?と思われることはありませんか?歯の神経とは正確には「歯髄」と呼ばれるもので、痛みや温度などを感じる神経のほかに血管やリンパ管からなるやわらかい組織です。
虫歯が進行し神経を残す治療が出来ない場合や、どうしても歯同士を連結しないと歯が残せないような場合、神経をとり除く「抜髄」となります。神経をとってしまえば歯の知覚がなくなるので、虫歯で痛んだり冷たい水がしみるなんてこともなくなります。では、神経はとってしまったほうが良いのでしょうか?答えはNO!神経をとるデメリットは意外と大きいのです!
神経を抜くと、いいことはありません
さて、神経をとり除くことで、どんな変化が現れるのかというと・・・

◆歯がもろく割れやすくなる!
歯髄をとると、歯に栄養が行かなくなるので、当然歯はもろくなります。

◆虫歯になりやすくなる!
歯髄をとった歯は枯れ木のような状態。歯を守ったり修復する機能が失われ
るので虫歯にもなりやすく、痛みを感じないため虫歯を悪化させがちです。
◆歯の色が変色!
歯髄をとった歯は褐色が目立つように。

◆感染を引き起こす!
神経を取った後の空間などから感染し、数年経過してから、痛みや腫れがでることが。
これが、前々回ご説明した、歯根膿胞です。
このように、神経をとることで歯の寿命が短くなる可能性はグンと高まります。セルフケアはもちろん、定期的な検診を利用して、「抜髄」しなくてはならない状態まで進行させないようにしましょう!



投稿者 もり歯科医院