歯の豆知識

2015年10月 8日 木曜日

Q.歯が抜けたのですが、どうしたらいいですか?

A.歯が抜けた!放置しちゃダメです。

歯周病や虫歯や、もしくは不幸にもバイクや、転倒事故などで歯を失ってしまった場合、インプラントや部分入れ歯、ブリッジなどで失ってしまった歯を補い、回復させる事が必要になります。しかし、処置を行わずに放置していたらどうなるか、ご存じでしょうか?
 一本の歯は、その他の多くの歯や歯茎、歯槽骨(歯を支えている骨)などのバランスで成り立っていますので、一本でも歯を失うとそのバランスが崩れ、全身に様々な悪影響がでてくるのです。
歯槽骨(あごの骨)が吸収(溶ける)?!顎関節症にも!!
では、抜けたままにしておくと、どんな弊害があるのでしょうか?
■抜けた歯のスペースに、両隣の歯が倒れてきます。
■抜けた歯の噛み合わせの反対側の歯が伸びてきます。



 このように歯並びが崩れてくると、虫歯や歯周病の原因となる細菌の集合体である「プラーク」がたまりやすくなり、歯の健康状態が悪くなります。
 また、噛み合わせのバランスが崩れて、顎関節症や頭痛、肩こりなどをおこしやすくなると言われます。精神的にもマイナスです。歯が抜けたままの状態はどうしても見た目が良くないので、人前で大きく口を開けて笑うことに抵抗を感じて、表情が暗くなりがちです。そして怖ろしいのが歯槽骨吸収です。刺激を失った歯槽骨はどんどん後退して小さくなってしまうのです。
 骨の量が少なくるので、いざ治療をという時に、インプラントの土台となる骨の量が足りなかったり、入れ歯を安定して入れることができなくなるなど、その後の治療の幅を狭めてしまいます。歯を失わないようにすることが一番大切ですが、失ってしまった場合は一日も早く専門医に相談して、治療をしてもらうことをおすすめします。
 問題を先送りにすれば、問題は大きくなって帰ってきます。

投稿者 もり歯科医院