歯の豆知識

2015年11月 9日 月曜日

タバコを吸うと歯が抜ける?歯周病、歯ぐきの黒ずみ

タバコが健康に与える害は多岐にわたると言われていますね。様々なガンの原因になったり、動脈硬化の原因になったり、肺胞の機能が低下し、肺気腫を起こし、酸素不足によって運動能力が低下するなど、喫煙が全身に与える悪影響はたくさんあり、それぞれ深刻なものです。その例に漏れず、実はお口の健康にもタバコは悪い影響を与えているのです!!

■歯周病が進行、悪化します!/喫煙を続けると、歯周病菌と戦う白血球の機能が低下したり、歯肉に酸素や栄養を供給するのに大切な毛細血管が、ニコチンの影響で収縮してしまいます。よって、タバコを吸う人のお口は、歯周病菌が活発に活動して歯周病が悪化!重度の歯周病になれば、歯を支えているあごの骨まで溶けて、歯が抜け落ちてしまいます!歯茎や骨は、コラーゲンから造られます。コラーゲンを作るのには、ビタミンCが必要、タバコ1本で、25mgのビタミンCが、体内から失われます。
■歯ぐきが黒ずむ!/メラニンが沈着して歯肉が黒ずみ、線維性のゴツゴツした歯ぐきになってしまいます。見た目もよくありませんね。先ほどビタミンCが失われる話をしましたが、同じ理由で、顔色が悪くなり、どす黒くなります。(ビタミンCの美白効果が薄れる為)
■インプラントなどの外科的処置が難しい/傷口の治癒が遅れたり、インプラントと骨の結合が阻害されることからインプラント手術の成功率が低下します。5~10%成功率が下がると言われています。骨の傷が治るのには、カルシウムや、マグネシウムなどのミネラルが必要です。そのミネラルが沈着するのが、コラーゲンであり、それを作るのに、ビタミンCが必要です。たばこを吸うと、大量の活性酸素が発生し、ビタミンが多く消費され、傷口の治りが悪くなります。通常の治療でも、治りが遅いので通院回数も多くなりがちです。インプラントの手術を受ける方には、「インプラントサポート」という、サプリメントをお勧めしています。
■口臭がひどくなる!/舌の表面の細かい突起部分にヤニが沈着して、ひどい口臭を発します。タバコを吸う人の息はすぐに分かりますね。また、味覚を感じる器官がヤニにまみれてしまうので味覚が鈍くなります。
そのほかにも、タバコを吸うと大量のビタミンCが消費されるので、年齢に比べてお肌のシミやしわが多かったり、吹き出物もできやすくなるなど、喫煙は美容の大敵だったのです!「長年吸っていたから今さら・・・」と諦めるのはまだ早いですよ。禁煙することで様々なリスクを減らしていけます。それから、ビタミンCのサプリや、ビタミンCの点滴も有効ですね!!



投稿者 もり歯科医院