歯の豆知識

2016年8月 5日 金曜日

歯磨きしないと「癌」になる?炎症が免疫力を下げる?

歯みがきをしないとどうでしょうか?まずは虫歯や歯周病になって、歯を失い、ものを美味しく食べれくなってしまいますね。また、お口の中には少ない人で300種類、多い人だと700種類以上もの細菌が存在しているといわれています。中でも歯周病の原因となる歯周病菌は、毛細血管や、口の中の薄い粘膜などから血管に入り込んで全身へ運ばれ、狭心症や心筋梗塞、感染性心内膜炎などのリスクを高めたり、糖尿病を悪化させることが分かっています。最近では、内科のお医者さんから、詳しい歯周病の検査データを求められる事もしばしばです。

しかし、お口の中を不潔にしておく弊害はそれだけではなかったのです。実は、お口の健康は日本人の三大死因のひとつである"がん(癌)"とも深い関わりがあるという報告がされているのです。
危険性はなんと2.5倍!
 その報告とは、愛知県がんセンター研究所によるもので、口の中や喉などの頭頸部(とうけいぶ)がんと食道がんの患者計961人と、ガンでない2883人に、歯磨きや喫煙、飲酒などの習慣を聞いたものです(年齢は20~79歳、平均61歳)。歯磨き習慣と発がんの関連を示す報告は国内初です。
結果、「1日2回以上歯を磨く人が口の中や食道のがんになる危険性は、1回の人より3割低く、全く磨かない人の危険性は1回の人の1.8倍、2回以上磨く人の2.5倍」であることが分かったのだそうです。
この結果について、同研究所疫学予防部の松尾恵太郎室長は「口やのどには発がん物質とされるアセトアルデヒドを作る細菌がいる。歯磨きで細菌や発がん物質が洗い流されるので、少なくとも朝と夜に磨けば、がん予防に役
立つ」と話されています。

さらに最近の様々な研究から、口の中に炎症があると、全身の免疫力が失われ、癌になりやすくなる事が、解ってきました。歯磨きをしないと、歯肉炎や、歯周病になりますから、当然炎症がいつもある状態になりますね。お口の中を清潔に保つことが、がんになるリスクも抑えてくれるとあれば、たかが歯みがきと侮れません。お口は健康の窓口!これからは今まで以上に丁寧に磨いていきたいものですね。お口の健康は、癌だけでなくその他の全身性の病気の予防にもなるのですから!

当院では、岡山大学の渡辺先生が推奨されている、つまようじ法を用いた、ガムトレーニング(歯茎の強化)を取り入れています。歯茎の出血が見る見るなくなり、炎症がとれていきます。これが癌予防になっていたなんて、うれしいです。それから、免疫力を上げる、血液オゾン療法(血液オゾンクレンジング)も始めましたので、お気軽にお問い合わせ下さい。

投稿者 もり歯科医院