歯の豆知識

2016年9月10日 土曜日

ズキン!キーン!ピリッ!知覚過敏の原因は?

小倉南区で、知覚過敏、歯軋りの治療に取り組んでいる、もり歯科院の森です。
皆さんは、冷たいアイスや酸味の強い果物を食べたときに、ズキン!と歯がしみる。または、歯ブラシを当てた時に、ピリッとする、そんな経験はありませんか?
大きな穴が空いたむし歯でもないのに歯がしみて痛いという症状があれば、知覚過敏が疑われます。知覚過敏は、正式には象牙質知覚過敏と呼ばれます。
冷たい(温かい)ものや酸味の強いものを飲食したり、歯磨きをしたときなどに一時的にしみる症状のこと。
健全な状態では、歯はエナメル質という骨より固い、人体で最も硬い物質に覆われており、外からの刺激が遮断されていますが、何らかの原因でエナメル質が傷ついたり削られたりすると、
刺激が中の象牙質に直接伝わり神経まで届いてズキン!としみるというわけです。

上の写真の様に、象牙質には、無数の小さな穴があいており、これ(象牙細管)が刺激の伝達に関わっています。
では、エナメル質が傷つき象牙質が露出してしまう主な原因は?
①間違った歯磨き・・・ゴシゴシと力任せに磨くとエナメル質が削られます。
②歯ぎしりや噛み合わせ・・・歯ぎしりはエナメル質同士をこすり合わせ、
噛み合わせが悪いと局所的に大きな力が加わります。

③酸・・・ドレッシングやスポーツ飲料、ワイン、果物などに入っている酸は、
エナメル質を溶かす性質が。虫歯菌が作り出す酸も同様です。
④歯周病や加齢・・・歯周病の進行や加齢によって歯肉が後退すると象牙質が
剥きだしになり、神経へ刺激が伝わりやすくなります。
⑤エナメル質や、露出した歯根がプラークで汚れている(プラークの中の細菌が出す酸でエナメル質が溶けて薄くなり、プラークの中の細菌が出す刺激物質でしみる!)

では、エナメル質を守るためにはどんなことに注意をすれば良いでしょう?
①正しい歯みがき方法で1本1本丁寧に磨く。(露出した歯根をハブラシで強く磨かない、あるいは歯磨き粉の研磨剤で傷付けないように注意する)
②マウスピースを使用したり、歯科医院で咬み合わせ調整をしてもらう。
③酸性の強い食品や、糖分の多い物を飲食したら、うがいをするなどして酸や糖が歯に付着したままの状態にしないようにする。
④歯周病の場合は一刻も早く歯科医で治療を!
「歯がしみる=知覚過敏」と自分で判断しても虫歯のこともあるので、お口の異常を感じたら早めにもり歯科医院においでください。

投稿者 もり歯科医院