歯の豆知識

2017年6月19日 月曜日

清涼飲料水を飲むと、なぜ歯が溶ける?

 現在糖質制限中(出来る範囲で)の北九州市で、歯科医師をしている、もり歯科医院の森です。日々患者様に、おくちの健康について、お話しております。
本日は、虫歯についてです。むし歯は、お口の中にいる虫歯菌が食べかす等の糖分を分解してできた酸により歯がが溶けてゆく病気です。
 清涼飲料水は、その糖分を大量に含む為、大量の酸が作られ、虫歯が出来てしまいます。
清涼飲料水に含まれる、糖の料ですが、

凄い料の砂糖ですね。


 4グラムの角砂糖に換算すると、すくなくても5個、多いと10個近くの量が入っています。ジュースを飲むと、むし歯になり易いのは、理由が良く分かりましたね。
 ところで、虫歯でなくても歯が溶けることをご存じですか?それは「酸蝕歯(さんしょくし)」。酸性の飲み物や食べ物が原因でエナメル質が溶けて穴が開き、知覚過敏や虫歯のような痛みも引き起こします。
 では、どんな食品が危ないの?酸性やアルカリ性を示すpHは7が中性で、歯のエナメル質が溶けはじめるのがpH5.5です。よってそれよりも酸性の食品を摂るときはご用心。
 黒酢飲料、スポーツドリンク、オレンジジュースなどはpH3~4、コーラ飲料ではpH2.2、グレープフルーツはpH3.2程度です。最初から酸性で、phが低く、砂糖が多量に入った清涼飲料水飲は、いかに恐ろしいかがわかりますよね。
唾液には酸を中和してpHを正常に戻す作用や、酸で溶けたエナメル質を補う「再石灰化作用」がありますので、多少酸性の食品を摂っても大丈夫。しかし、常に酸性の食品がお口の中にあると、修復が間に合わずに歯が溶けてしまうのです。ただし酸性飲料のダラダラ飲みはご用心!

【酸蝕歯にならないために気をつけること】
◎ 酸性の食品を摂った後は、水や緑茶を飲んだり、水や緑茶でうがいをします。
◎ ダラダラと飲んだり、口の中にため込んで飲むクセがある方はご用心!清涼飲料水を飲む時は、いっきに飲んで、歯が酸にさらされる時間をできるだけ短くしましょう。
◎ よく噛んで食べたり、キシリトールガムを噛むことで、虫歯菌の増殖を抑制し、お口の中の酸を中和させ、歯の再石灰化を促す「唾液」の量を増やしましょう。
◎ フッ素入りの歯みがき剤や、ジェル、洗口剤など、再石灰化に有効なフッ素入りの商品を上手に使って歯質を強化しましょう。
 「歯が薄くなり象牙質が透ける、歯に艶がなくなってきた、歯の表面に小さいへこみがある」こんな症状がある方は、早めにもり歯科医院にご相談ください。一本でも多く健康な歯を残していきましょう。

投稿者 もり歯科医院