歯の豆知識

2016年9月 3日 土曜日

間違った歯みがきしていませんか?

今日は、小倉南区,もり歯科医院の森です。皆さんはキチンと歯みがきをしていますか?きっと「毎食後磨いています」「寝る前に時間をかけて磨いてます」という方が多いと思います。
しかし、虫歯を防ごう、歯周病を防ごうと考えてしている歯みがきでも、間違った磨き方を続けていると、磨き残しによる虫歯や歯周病はもちろん、磨き過ぎによる知覚過敏や歯髄炎を引き起こすことがあるのです。そこで、間違った歯みがき習慣の例と、それを続けることで起きる症状をあげてみましょう。
歯ぐきの後退!知覚過敏!歯髄炎にも!間違った歯みがき習慣は、
①歯磨き粉をたくさん付け、力を入れすぎてゴシゴシ磨く
②横に大きく動かして3~4本の歯を一度に磨く
③硬すぎる歯ブラシを使用している等です。
④電動歯ブラシを長時間歯に当てる、この方法で磨き続けると・・・

◆歯茎が後退して、本来歯茎のなかにあるはずの歯根が露出してしまいます。
歯根には固いエナメル質がないために、とても虫歯になりやすい状態です。
今にも歯が折れそうですね。
◆加えて、エナメル質がない歯根には外部からの刺激が象牙質に直接伝わる
ので、「冷たい飲み物を飲むとしみる」「歯ブラシの毛先が触れると痛む」
などの「知覚過敏」が発症!

◆むき出しになった歯根を汚れと勘違いして更に乱暴な歯みがきを続けると、
 柔らかい象牙質は削り取られ、外からの刺激が更に歯髄に伝わりやすくなり
ます。周りに虫歯や歯周炎があった場合、それが歯髄にも波及しズキン
ズキンと脈打つような痛みを伴う「歯髄炎」を引き起こしてしまうことも!
間違った磨き方でトラブルを起こさないように、こんなことに気をつけて磨いてください。

①歯は一本一本やさしく丁寧に磨く②歯みがき剤は少量かナシでもOK
③特に根元には、強い圧をかけ過ぎない。④適度な硬さの歯ブラシで!
⑤最後にうがい薬を使うとgood
磨き方が分からないときはお気軽に声をおかけくださいね。
5人いる歯科衛生士がお一人おひとりに合った磨き方を丁寧にご指導させていただきます。
最近は、歯周病に特化した、歯ぐきのトレーニングも行っております。
引き締まり、出血がなくなりますよ。

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2016年8月 5日 金曜日

歯磨きしないと「癌」になる?炎症が免疫力を下げる?

歯みがきをしないとどうでしょうか?まずは虫歯や歯周病になって、歯を失い、ものを美味しく食べれくなってしまいますね。また、お口の中には少ない人で300種類、多い人だと700種類以上もの細菌が存在しているといわれています。中でも歯周病の原因となる歯周病菌は、毛細血管や、口の中の薄い粘膜などから血管に入り込んで全身へ運ばれ、狭心症や心筋梗塞、感染性心内膜炎などのリスクを高めたり、糖尿病を悪化させることが分かっています。最近では、内科のお医者さんから、詳しい歯周病の検査データを求められる事もしばしばです。

しかし、お口の中を不潔にしておく弊害はそれだけではなかったのです。実は、お口の健康は日本人の三大死因のひとつである"がん(癌)"とも深い関わりがあるという報告がされているのです。
危険性はなんと2.5倍!
 その報告とは、愛知県がんセンター研究所によるもので、口の中や喉などの頭頸部(とうけいぶ)がんと食道がんの患者計961人と、ガンでない2883人に、歯磨きや喫煙、飲酒などの習慣を聞いたものです(年齢は20~79歳、平均61歳)。歯磨き習慣と発がんの関連を示す報告は国内初です。
結果、「1日2回以上歯を磨く人が口の中や食道のがんになる危険性は、1回の人より3割低く、全く磨かない人の危険性は1回の人の1.8倍、2回以上磨く人の2.5倍」であることが分かったのだそうです。
この結果について、同研究所疫学予防部の松尾恵太郎室長は「口やのどには発がん物質とされるアセトアルデヒドを作る細菌がいる。歯磨きで細菌や発がん物質が洗い流されるので、少なくとも朝と夜に磨けば、がん予防に役
立つ」と話されています。

さらに最近の様々な研究から、口の中に炎症があると、全身の免疫力が失われ、癌になりやすくなる事が、解ってきました。歯磨きをしないと、歯肉炎や、歯周病になりますから、当然炎症がいつもある状態になりますね。お口の中を清潔に保つことが、がんになるリスクも抑えてくれるとあれば、たかが歯みがきと侮れません。お口は健康の窓口!これからは今まで以上に丁寧に磨いていきたいものですね。お口の健康は、癌だけでなくその他の全身性の病気の予防にもなるのですから!

当院では、岡山大学の渡辺先生が推奨されている、つまようじ法を用いた、ガムトレーニング(歯茎の強化)を取り入れています。歯茎の出血が見る見るなくなり、炎症がとれていきます。これが癌予防になっていたなんて、うれしいです。それから、免疫力を上げる、血液オゾン療法(血液オゾンクレンジング)も始めましたので、お気軽にお問い合わせ下さい。

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2016年8月 3日 水曜日

インレーとクラウン,金属とセラミックの違いはなに?

虫歯の治療などで歯医者さんに行くと、、削った歯に型取りした詰め物をしたり、歯を全体的に覆うかぶせ物をすることがよくありますね。その際に使用する詰め物が「インレー」で比較的小さな詰め物で、神経がある歯に詰める場合が多いです。神経を取った歯で、あちこちに虫歯があったり、強度の関係で、全体的にかぶせる、かぶせ物を「クラウン」といいます。王冠ですね。インレーもクラウンも材質はさまざまで、強度や見た目などそれぞれ特長があります。
主な材質を説明しましょう。

☆金銀パラジウム合金/銀合金・・・強度は抜群ですが、銀色なのでお口のなかで目立ちます。腐食が早く、金属アレルギーの原因とも言われています。(保険適用)


☆金合金・・・・・強度は抜群で腐食にも強い、見た目が悪いので、奥歯にしか使えない。(保険適用外)
☆硬質レジン・・・プラスチック製。見た目は良いが、強度は弱い。長い間に磨耗や変色の起こる場合も。(部位により保険適用)
☆メタルボンド・・・強度に優れているのでクラウン、ブリッジなどに適している。値段は張るが、見た目は、とても良い。(保険適用外)

☆オールセラミック(陶材)(陶材)・・・見た目、審美性に特に優れているが、欠けることがある。(保険適用外)


☆ジルコニアセラミック(陶材)・・・見た目は、オールセラミックほどではないが、白いので、金属よりはまし。強度は最強。(保険適用外)
インレーやクラウンは、使用する場所やお口の状態により適した材質が違っていたり、費用も保険適用、保険適用外があります。こうして見てみると、ほとんどの材料が保険適用外なのが解ると思います。つまり、一部の治療が保険適用外の自由診療という訳ではなく、あらゆる治療法、材質のなかで、ごく一部が保険の適用になっていると言うのが、正しいようです。ご自身の体に埋め込む物なので、治療の際は医師に十分説明を受けて、納得して治療を受けるとよいですね。

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2015年11月12日 木曜日

こんなに重要!乳歯の役割

 子どもの歯はどうせ生えかわるから、抜けても、虫歯になっても放っておいていい!」。なんて、
思う方がいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。2~6歳頃までに20本が生えそろう乳歯。その乳歯の状態は、子ども自身の成長や将来生えてくる永久歯にも大きな影響があるのです。

こんなに重要!乳歯の役割。
では、乳歯の役割をみてみましょう。
■よく噛む/食べ物を噛みきったり噛みつぶしたりすることで、いろいろなものが食べられて体も成長し丈夫に育ちますので、よく噛める健康な乳歯は大切です。そして、よく噛むことは、顔や顎の発育を助けたり顔の形を整える働きもあり、脳の発達にも役立つと言われています。
■正しい発音をおぼえる/健康な乳歯があることで、正しい発音をおぼえていきます。言葉をたくさん吸収する時期なので、正しくき  れいな発音をおぼてほしいですね。
■永久歯を正しい位置に誘導/乳歯から永久歯に生え変わる時期は、乳歯の根は吸収されて下から生えてくる永久歯を正しい位置に誘導します。だから、乳歯を早めに抜いてしまうと永久歯の歯並びやかみ合わせが悪くなったり、乳歯を虫歯のまま放置していると乳歯の根の先にある永久歯が虫歯に感染することもあります。
  「どうせ生えかわるから・・・」と乳歯を粗末に扱っていると、上手く食べられずに偏食になったり、正しい発音がなかなか身に付かなかったり、顔の形が不調和になるなど、子どもにとって良いことはありません。子供のむし歯は進行がとても早いので、まわりの大人が十分に気をつけてあげたいものですね。
 虫歯に気がついたら早めに治療して、健康な永久歯が生えてくるようにサポートしてあげましょう!
  反対咬合(受け口)などが気になったら、早めに対処した方がよいケースもあるので、相談してください。乳歯が虫歯や、早く抜いたケースで、永久歯ががたがたに生えたり、生えるスペースが無い場合は、顎を広げる事により、永久歯を抜かなくても治すことが出来ます。だいたい、8~9歳から矯正治療を始めるのが一般的です。

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2015年11月 9日 月曜日

タバコを吸うと歯が抜ける?歯周病、歯ぐきの黒ずみ

タバコが健康に与える害は多岐にわたると言われていますね。様々なガンの原因になったり、動脈硬化の原因になったり、肺胞の機能が低下し、肺気腫を起こし、酸素不足によって運動能力が低下するなど、喫煙が全身に与える悪影響はたくさんあり、それぞれ深刻なものです。その例に漏れず、実はお口の健康にもタバコは悪い影響を与えているのです!!

■歯周病が進行、悪化します!/喫煙を続けると、歯周病菌と戦う白血球の機能が低下したり、歯肉に酸素や栄養を供給するのに大切な毛細血管が、ニコチンの影響で収縮してしまいます。よって、タバコを吸う人のお口は、歯周病菌が活発に活動して歯周病が悪化!重度の歯周病になれば、歯を支えているあごの骨まで溶けて、歯が抜け落ちてしまいます!歯茎や骨は、コラーゲンから造られます。コラーゲンを作るのには、ビタミンCが必要、タバコ1本で、25mgのビタミンCが、体内から失われます。
■歯ぐきが黒ずむ!/メラニンが沈着して歯肉が黒ずみ、線維性のゴツゴツした歯ぐきになってしまいます。見た目もよくありませんね。先ほどビタミンCが失われる話をしましたが、同じ理由で、顔色が悪くなり、どす黒くなります。(ビタミンCの美白効果が薄れる為)
■インプラントなどの外科的処置が難しい/傷口の治癒が遅れたり、インプラントと骨の結合が阻害されることからインプラント手術の成功率が低下します。5~10%成功率が下がると言われています。骨の傷が治るのには、カルシウムや、マグネシウムなどのミネラルが必要です。そのミネラルが沈着するのが、コラーゲンであり、それを作るのに、ビタミンCが必要です。たばこを吸うと、大量の活性酸素が発生し、ビタミンが多く消費され、傷口の治りが悪くなります。通常の治療でも、治りが遅いので通院回数も多くなりがちです。インプラントの手術を受ける方には、「インプラントサポート」という、サプリメントをお勧めしています。
■口臭がひどくなる!/舌の表面の細かい突起部分にヤニが沈着して、ひどい口臭を発します。タバコを吸う人の息はすぐに分かりますね。また、味覚を感じる器官がヤニにまみれてしまうので味覚が鈍くなります。
そのほかにも、タバコを吸うと大量のビタミンCが消費されるので、年齢に比べてお肌のシミやしわが多かったり、吹き出物もできやすくなるなど、喫煙は美容の大敵だったのです!「長年吸っていたから今さら・・・」と諦めるのはまだ早いですよ。禁煙することで様々なリスクを減らしていけます。それから、ビタミンCのサプリや、ビタミンCの点滴も有効ですね!!

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